新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

高齢化社会と家庭内転倒死、溺死、DIYリフォームのお話

◇ 交通事故より多い40代からの転倒死、メカノレセプターの仕組み - 新世紀の生き方、物語の世界

◇ 転倒死、20年後には倍増!

◇ 厚生労働省:平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況:不慮の事故による死亡の年次推移

 
僕の転倒事故の病院のMRI診断結果ですが、靭帯には何の問題もなく、ただの膝の打撲でした。膝のお皿の前の筋肉からの内出血だったようです。

普通に歩いてもいいそうで明日からリハビリ開始です。

 

 

交通事故 10,028人
転倒・転落 6,702人
内スリップ、つまづき及びよろめきによる同一平面上での転倒 3,879人


平成17年の厚生労働省のデータで少し古いですが、転倒、転落、つまづきで亡くなっている方が、交通事故を少し超えています。

 主な不慮の事故の種類別に平成7年以降の死亡数の年次推移をみると、交通事故は7年の15,147人から20年の7,499人まで一貫して減少している。一方、窒息は平成7年の7,104人から20年の9,419人まで、転倒・転落は7年の5,911人から20年の7,170人まで、溺死は7年の5,588人から20年の6,464人まで、それぞれ増減を繰り返しながら増加傾向にある。(図2、統計表第2表)

 

厚生労働省:平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況:不慮の事故による死亡の年次推移より 


図2 主な不慮の事故の種類別にみた死亡数の年次推移 -平成7~20年-

 

図2

 窒息っていうのは、老衰による自然死も含んでるんでしょうが、転倒、転落、溺死など、お風呂とか、家庭内での事故が増加しています。


図5 発生場所別にみた交通事故以外の不慮の事故による死亡数の年次推移 -平成7~20年-
図5

これはやっぱり、死亡率の高い高齢者の割合が増えてるからなのでしょう。


◇ 交通事故の1.6倍もある浴室事故死

転ぶ確率64%と圧倒的に高いのは、前回の日記に書いたように何故か平らな居間です。

家庭内の不慮の事故死の40%が浴室で、これは脱衣所の暖房のない家庭が多く、血圧の急上昇、急低下のために脳出血がおこってしまうためです。

それと、浴室自体が密室で、浴槽に沈んでしまうと音もしなくてわからないからのようです。


◇ 転倒を防ぐバリアフリー、暖房などのリフォームとか、部屋の整理整頓が必要なようです。

最近、僕の家も内玄関灯の器具交換LED化などやってますが、チャイムとセンサーライトなどもDYIでつけようかと思ってます。門扉のつけかえもしないといけないです。

この前、知り合いのタイ人の奥さんのオーストラリア人の旦那さんが、庭を自分でリフォームし、滑り台とか、芝生、土などを自分で敷き詰めていました。

もう、カリスマ庭師のようで、幼稚園の庭のようにカラフルでした。

欧米では旦那さんが家をリフォームすることが多いので、それを見習わないといけないですね。



 

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わが家の壁・床DIYリフォーム―徹底ガイド (Gakken mook―Do series)

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