「火花」と「進撃の巨人」を育てた若手編集者のお話、紙の本から電子書籍へのシフトが進む未来
◇ 小説家になるための戦略ノート - 「火花」と「進撃の巨人」を育てた若手編集者のお話、紙の本から電子書籍へのシフトが進む未来
今回は芥川賞を受賞したピース又吉さんの『火花』と『進撃の巨人』のお話です。
『進撃の巨人』の実写映画版は、原作者同意で原作改変したら、一部で炎上してしまったようです。
小説の複垢事件に巻き込まれた件は、僕の記事削除で終わり、複垢の方は今の所、処分なしではないかと思います。
ちょっとわかりません。運営にも大人の事情があるかと思います。
例えば、ソーシャルゲーム業界などでは複垢は基本禁止されてますが、ゲームのダウンロード数などに関わってくるので、ゲームの利用者を増やす時期は運営が半ば黙認するようです。取締はそれなりにしますよ。
RMT(リアルマネートレード)などで、業者がBOT(24時間ロボットプログラム)を使ってアイテム売買することもあったりして、これが増えるとゲームバランスを崩すので、取締り強化したりします。
つまり、複垢を泳がして、問題がでるようなら取り締まるというのは運営の手腕のひとつなのです。
ユーザーが規約を真っ当に受け止めて掲げて批判しても、運営にもオトナの事情があり必ずしも処分される訳ではない。
補足 ドラクエ10はPC一台で4アカウントまでOKとなっていますので、ちょっと例えが悪かったなあ。
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こういう複垢あたりまえの世代の人が、<ゲーム小説>という共通点でなろうに流入するので、複垢当たり前、やらないと損じゃんという感性になっていくんでしょうね。
僕には信じられないが、今時は親戚の子供も、ハンゲームなどで複垢プレイしてたし、中学になるとプログラム改変とかする雑誌があって、無敵キャラで無限アイテムとかでプレイになるみたいですね。
自由にマップを瞬間移動もできたりする人もいたなあ。
◇ それと、6/1のファーストディで映画が安くて見た映画
が面白かったというか、恋愛脳内会議コメディぽい映画ですが、真木よう子はかわいいし、西島さん、吉田羊、神木隆之介の脳内会議も良くて、素敵な映画でした。
かなり笑える場面が多いですが、恋愛というより主人公の自己確立の物語というか、幸せとは何か?を追及する話でしたね。
約2年ぶりの映画でしたが、そんなに経っていたとは思わず、トーホーシネマズの会員カードを更新しました。
↑この本が凄く面白かったので、また、感想書きますが、監督の勝敗論とか、宮崎駿、庵野、富野監督とか、映画の話が深いです。
こちらの作品の方がなろうでは人気で、まあ、内容が小説家になろうの複垢ポイント問題についてだったり、なろうのあるあるネタ満載なんで、この作品も第一章「複垢調査官」が完結して、「常世封じ道術士 風守カオルの第二章 雛流しの呪法」の話に繋がっていくので、合わせて読むと面白いかもしれません。
この作品、傑作というか、文化人類学の交換や呪術的知見、諸星大二郎から攻殻機動隊までをカバーしてしまうサイバーパンクというか、オカルトパンクという新ジャンルの作品ですね。
たぶん、歴史を変えてしまう作家だと思います。ソードアートオンライン級の作品だし、書籍化、アニメ化、映画化希望です。
書くのも早いし、内容もいいし、更新が待ちどうしいというか、実は、まだ最後まで読めてないです。240万字だと!長いけど、読み終えたくない、終わらないでほしいという気持ちもあります。
アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)
- 作者: 最近,あずき
- 出版社/メーカー: 講談社
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『幻想再帰のアリュージョニスト』の最近さんが星海社からデビュー!
アリュージョニストの世界観はそのままに、短いお話から入りたい方にお勧めです。平積みの本を買いましたが、僕が買ったのが最後で売り切れなので、かなり、売れてるようです。
常世封じ道術士 風守カオル
複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫