新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

中国ビットコインバブルの崩壊、合法的詐欺のパターン?

◇ NHKが「ビットコイン」なる怪しい通貨をテレビで買い煽り ⇒ 数日後、暴落!!! 中国の投機バブルに日本人の資産を注ぎ込ませる悪質な誘導か? 2ch「マジで害悪そのものだな、あのテレビ局」「NHKが報道をやめたぞ」「詐欺の片棒を担いだNHK」
 
◇ 広がる仮想通貨 ビットコイン NHK特集 動画あり バカが詐欺商品に煽られてるようにしか見えんわコレwww 今12350 てんさい(い)


◇ 
ビットコイン、バブルマネーはたまた未来通貨?: The Voice of Russia


◇ 
ビットコインは既に崩壊しているただの詐欺

 

◇ ビットコイン入門 阿修羅カンパもビットコイン導入 1年前投資なら14倍。いまからはどうだろ30%くらい? てんさい(い)


◇ 仮想通貨Bitcoinは、世界規模のネット詐欺?

◇ 仮想通貨ビットコインは、世界通貨になるのか?


 ビットコインの話をしてみたら、NHKで見たという話がよくでてくる。
2番目のものが、そのテレビ画像つきリンクです。


買い煽りというより、ニュース番組としては、一度、紹介しておかないとということでしょうけど、NHKはオレオレ詐欺ですぐ騙される、お金を持ってる高齢者が視聴者なので、被害が拡大する恐れもある。

最大のビットコイン保有国中国(人民が持ってるだけだが)では、『中国の大手検索サイト「百度」でビットコインが使えるというニュース』で急騰、その後、『中国の銀行ではビットコインの取扱いできない』(当たり前、金とかの商品先物取引の分野でしょう)というニュースで半額に暴落ということが起こっています。3日間ぐらいで急騰、急落するようなこともあるようです。



◇ ビットコインの暗号化技術についても、疑問があって、複製可能かも?という話が出ていて、2014年は波乱が起きそうです。

確かに、ビットコインに1年前に投資して、家が建ったという人はいるのかもしれませんが、ガンホー株のように、数百万~1千万ぐらい、初期に投資した人は儲かるでしょう。

ただ、庶民が手が届く15万ぐらいに株式分割でなった時点で、7万ぐらいに暴落し、資産半減というパターンでした。

これは、ガンホーの大株主のソフトバンクと組んだ大手外資系証券会社などが、空売りをかけることで、利益を出す手法ですが、ガンホー株の場合、個人投資家は空売りできませんので、買えば、株価上昇、外資が空売りの繰り返しで、永遠に外資は儲かるし、貸株したソフトバンクも貸株手数料が入り、ウハウハという仕組みです。

こういうのを『合法的詐欺』というのかもしれませんが、法律的に何の問題もないですし、気づかないと、個人投資家のお金は外資にどんどん吸い上げられていきます。

株式投資の世界では何ら問題ないです。そういうルールになってるので。

今、ビットコインバブルの最終段階の『回収期』(収穫期)に入っているものと思われます。


◇ 『合法的詐欺』のパターンというのがあって、最近はこういう投資とか、会社をちゃんと設立して、株式公開するようなものが増えてます。

マザーズとかベンチャー企業に上場するのですが、バブル崩壊の時に、解雇になった証券会社社員や食えない弁護士などのエリートを、闇の組織が雇って、ハイテク&高度な詐欺組織を作るというのが流行してます。

安愚楽牧場などのように、たぶん、社長とかは借金で個人破産した人を立て、お金に困ってる弁護士を顧問につけ、会社設立は、外資系や国内証券会社を解雇された人に設立させて、計画倒産を狙うというのが常套手段と思われます。

倒産業というものがあるみたいですが、表面上の登場人物はオール素人で、あくまで合法にはじめて、倒産そのものも、頑張ったけど、経営不振で仕方なく借金が膨大に膨れ上がってしまい…というような展開です。

上記の計画倒産のリンク先のブログとか、マンガの『闇金ウシジマくん』を参照してもらえばよくわかります。

 

闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)

 

 

◇ 合法的詐欺にはいろいろとあるのですが、高齢者を狙った『振り込め詐欺』なんか、戦後の闇の業界の天才的プロデューサー(個人でなく、チーム、組織かな?不正請求とかも含め、名古屋が本拠っぽい)がいると思われ、このヒット詐欺のバージョンアップも頻繁に行われていて、今でも被害が絶えません。

昨日もテレビでやってましたが、警察の極秘捜査を装い、高齢者に『あなたの銀行口座が振り込め詐欺に悪用される可能性がある』という話をもちかけ、高齢者の貯金を『警察の口座(実は振り込め詐欺の方の口座)が安全なので移して下さい』という手口が紹介されていました。

銀行の方に何か聞かれたら、『リフォーム、お墓を建てるのに使うと言うように指示をだして、極秘調査なので内密に』という話もして口止めするそうです。

ターゲットを、年金勝ち逃げ組で、一番お金を持ってる高齢者に絞り、巧みな心理戦術で相手を信用させて操る手法は、戦後犯罪史に燦然と輝く北斗七星です。

振り込め詐欺の口座自体も、自己破産者&闇金ユーザーの口座買い取りとかみたいだし、闇金ビジネスを軸として、オール素人で人材を揃えるという手法も素晴らしいです。

あなたは見破れますか?振り込め詐欺のテクニック - 警視庁というものがありますが、こんなに頻繁にバージョンアップされてしまっては、見破れる訳ありませんw

振り込め詐欺は、もちろん、詐欺罪で違法ですが、表面上は警察の極秘捜査とか、合法的見えるという意味で、合法的詐欺の例として出してみました。

法律的に全く合法でも、本質は詐欺というのが『合法的詐欺』の定義ですかね。


◇ 話がずいぶん逸れましたが、経済的な『合法的詐欺』(言葉自体が矛盾ですが)は、ホリエモンライブドア事件 - Wikipedia東京地検特捜部が無理やり違法にしたけど)、小室哲哉 - Wikipediaの香港の音楽会社に絡む破産事件→吉本興業移籍と5億円詐欺事件、年金運用のための投資や自費出版詐欺など、枚挙にいとまがありません。

次回はこの辺の話が面白いので、ちょっと、『合法的詐欺』の手口を書いてみます。

結論としては、現状、ビットコインは違法性はないけど、『合法的詐欺』として後に語られるかもしれず、金先物取引的なリスクはあるよ=個人破産して、家は取られて、まだ借金残るリスクあるよ(のめり込まなければ、投資額の損失だけで、それはないかw)ということでいいのではないかと思います。

そもそも、資本主義そのものが『ねずみ講』『合法的詐欺』のようなものだし、物事の建前を信じて、真面目に生き過ぎると、やっていけない世の中なのかもしれません。