新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

鉄の処女、栗本慎一郎、思想家の世界

 

鉄の処女―血も凍る「現代思想」の総批評 (カッパ・サイエンス)

鉄の処女―血も凍る「現代思想」の総批評 (カッパ・サイエンス)

 

 ◇ 今日も、ちょっとわかりにくい日記を書きますw

学研の『ムー』を愛読していた、オカルト少年だった僕を科学の世界(トンデモ科学?という話もあるが)に導いたのが、経済人類学者、栗本慎一郎の著書『鉄の処女』です。

この本を読んだのは、確か、高校3年生ぐらいだったと思うが、記憶は定かではない。

現代思想の総批評というサブタイトルがあったのだが、こういう思想家の一覧表が出てくる。

思想の<品質表示>一覧。「Aゾーン」は現実の現象世界(アポロ的秩序、理性等)、「Bゾーン」は生命的根源の世界(ディオニュソ... on Twitpic

Aゾーンというのは、現実の世界というか、意識の世界、科学の世界(ここまでは分かったよという意味で)である。

Bゾーンは生命的無意識の世界というか、宗教、神秘主義、呪術、野生の思考の世界です。


◇ 思想家、学者をざっと眺めて解説すると、Bゾーンの一番深いところにいる、ミルチャ・エリアーデ - Wikipediaはルーマニア出身の宗教学者、宗教史家、作家らしいですが、栗本氏の著作によく登場してたような気もして、シャーマニズム、ヨガ、神話学の研究とかもしてたらしい。インドのカルカッタ大学で長期間研究してたり、たぶん、凄い人のようです。この人の本、図書館で借りてくる必要があるかも。

BゾーンNo.2は、集合的無意識について語った心理学者の『ユング』、ラジニーシ、クリシュナムルティの本は持ってるw インドの宗教家だったと思うw

カルロス・カスタネダ - Wikipediaはペルー生まれのアメリカの作家、人類学者で、ドン・ファンという呪術師に弟子入りして、呪術師になってしまった人で、こういう本出してます。シリーズもので、何冊か出てますね。

 

ドン・ファンの教え (新装版)

ドン・ファンの教え (新装版)

 

 

ライアル・ワトソンは筑摩書房の文庫本で面白い本が出てるが、『生命潮流』の『百匹目の猿のエピソード』で一世を風靡したニューサイエンティストですが、このエピソードは彼の創作ということで、かなり批判されてます。

 

生命潮流―来たるべきものの予感

生命潮流―来たるべきものの予感

 
未知の贈りもの―自然と超自然の間 (1979年)

未知の贈りもの―自然と超自然の間 (1979年)

 

 

とはいえ、科学者というより詩人に近いと考えれば、読み物としては面白い本が多いですね。とにかく、本はどれも、面白い。

平岡正明 - Wikipediaさんは、評論家ということだけど、左翼思想家、カリスマ的存在ですね。謎です。何か凄い人みたい。

小松和彦 - Wikipedia氏は、文化人類学者、民俗学者ですが、妖怪論、シャーマニズムに踏み込んで、四国の土佐の物部村のいざなぎ流という陰陽道(民間信仰)の研究とかまじめにしてて、言ってることは派手に見えるが、非常にまじめに研究してます。
香美市公式ホームページ(いざなぎ流)本、ちょっぴり読んでます。ファンです。


小室直樹 - Wikipedia氏は、京大理学部出身だけど、何故か大阪大学大学院の経済学研究科に進学、留学したりして、さらに、東大の大学院法学政治学研究科に進学してます。

法社会学者で、ロッキード事件(CIAの罠だったからね)の田中角栄の無罪を主張して、テレビ番組の生放送中に小沢遼子を足蹴にしたw エピソードが凄いw

テレビ生放送での発言事件

1983年1月26日、ロッキード事件被告田中角栄への求刑公判の日、テレビ朝日の番組「こんにちは2時」の生放送に出演した。小室は田中角栄の無罪を主張し、田中角栄を優秀な政治家と評価していた。番組で小沢遼子ら反角栄側2人と小室による討論を行った。ところが冒頭、突然立ち上がってこぶしをふり上げ、「田中がこんなになったのは検察が悪いからだ。検事をぶっ殺してやりたい。検察官は死刑だ。」とわめき出し、田中批判を繰り広げた小沢遼子を足蹴にして退場させられた[17]。ところが、翌日朝、同局は小室を「モーニングショー」に生出演させた。その際さらにパワーアップしてカメラの面前で「政治家は賄賂を取ってもよいし、汚職をしてもよい。それで国民が豊かになればよい。政治家の道義と小市民的な道義はちがう。政治家に小市民的な道義を求めることは間違いだ。政治家は人を殺したってよい。黒田清隆は自分の奥さんを殺したって何でもなかった」などと叫び、そのまま放送された[18]。これをもってテレビ出演はほとんどなくなり、以後、奇人と評された。
(中略)

小室は、その行動から奇人と評されることが多い[25]が、その思想・学説は全て原理、原則に基づくもので、小室自身も学生や一般読者に向けて「正当な学問」を学ぶことの重要性を説いている[26]
小室直樹 - Wikipedia

日本人のための経済原論

日本人のための経済原論

 

 この人の本、非常に読みやすくて、学問は超一流、原理原則主義だし、この方がBゾーンというのは謎だけど、たぶん、学問、極めすぎて、その限界とか、先が見えてしまうというか、直感的に本質が見えてしまうタイプでしょうね。

最初に見えて、事実確認のために、学ぶタイプの人です。この前の日記の日本の新興宗教界を作った出口王仁三郎を超えてるのが、凄まじいですw

次が、経済人類学者の栗本慎一郎 - Wikipedia、物理化学者から科学哲学者に突如、転身し、周囲を驚かし、暗黙知理論(ナレッジマネジメントの原点)を提唱したマイケル・ポランニー - Wikipedia、その兄で、ポランニー派経済人類学者のカール・ポランニー - Wikipediaなどは、栗本氏の過剰蕩尽理論とか、パンツをはいたサルなどの著作で出てきます。このポランニー兄弟は、栗本氏の理論の2大支柱の人物でもあります。


言語学の巨人ソシュール、その理論を解明、発展させた丸山圭三郎、栗本氏がいた、明治大学の盟友『共通感覚論』の中村雄二郎、『日本近代文学の起源』で有名な文芸評論家の柄谷行人、戦後日本の最大の思想家、詩人で、『共同幻想論』の吉本隆明上杉清文氏などなど。ここらの話は後の栗本氏の本などでもいろいろと登場します。

ハイデッガーキルケゴールニーチェは西洋の有名な思想家だし、エルンスト・マッハは、相対性理論の基礎的な認識論を創った偉大な物理科学者です。

ほとんど、歴史に名を残すような天才ばかりですね。

◇ 栗本氏の影響もありますが、僕はBゾーンの人の本とかほとんど読んでますねw 昔からそういう分野の本読んでたしw 漢字学の白川静氏もBゾーン確定かな。

Aゾーンの人も、結構、面白いのだが、解説に疲れましたw

自分がBゾーン好きなのはわかりました。

宗教と科学 - Wikipediaの話をしますと、未知の自然に対抗する手段として、人は最初に、呪術と宗教体系の思想で世界を解釈して生きていました。野生の思考というやつです。

その過程で、自然界の謎を解き、自然法則を解明して、自然をコントロールする、より強力な力として、科学が生まれてきます。

そういう訳で、トンデモ、うその疑似科学はどうかと思いますが、呪術、宗教、思想の世界は、これからも残って行きますし、野生の思考でいくしかない場面もでてくるのではないかと思います。

僕も人生戦略とか立てて、現実に対応しつつ、そういう世界、厄年とか、神社参り、占いとかも活用していきますし、Bゾーン比率の高い人間として生きていくように思います。

 

 

パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か

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パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか

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