池井戸潤氏の「下町ロケット」が面白い、図書館電子化の未来と2016年のヒット予測
◇ 2015年の小説家になろうの活動を振り返る、小説を書き続ける事自体に意味がある/小説家になるための戦略ノート
◇ 小説家になる人となれない人の違いとは? 作家への道をどこであきらめるかという時間戦略/小説家になるための戦略ノート
◇ KADOKAWA × はてな「新・小説投稿サイト」今冬リリース! アマチュアの小説書きのためのもうひとつの道について/小説家になるための戦略ノート
◇ KADOKAWAXはてなの新小説投稿サイトの戦略を考える、才能あり、なし別の<小説家養成システム>/小説家になるための戦略ノート
◇ 池井戸潤氏の「下町ロケット」が面白い、図書館電子化の未来と2016年のヒット予測/小説家になるための戦略ノートを更新しました。
◇ 侵攻作戦、龍虎相打つ/複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫
◇ ねじまき姫/複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫を更新しました。
KADOKAWAXはてなの新小説サイトのお話と、ドラマ「下町ロケット」や図書館問題と未来像のお話です。
結局、すべての現象の背後には「スマホ」によってライフスタイルが変わっていっているというものがあります。
日本経済における非正規社員化が進行していって、サラリーマン全体の給与も下がっていって、家電製品など買わないで、ネットを利用してスマホで動画を見る、インターネットで無料ゲームをするというライフスタイルに変化してる。
それによって、ミクシィのモンスト、ガンホーのパズドラのヒットの裏でニンテンドーなどが苦戦したり、シャープの液晶テレビが国際競争で負けて、東芝がテレビ事業の売却したりという現象が起きてる訳です。
2010年に図書館の貸出数が本の販売部数を抜いたりという問題もあって、キンドルなど電子書籍すると、本の販売部数が下がるのでは?という話もある。
でも、実はアメリカの電子書籍貸し出しサービスでも借りた人の40%が本を購入するし、日本でも32%の人が購入するそうです。
この辺りは図書館と上手く提携したり、電子書籍とのシナジー効果で紙の本の売上も上がるし、図書館で無料で借りてる人が顧客に転じる可能性があることを示しています。
図書館、スマホ、電子書籍を敵視するではなく、上手く活用していった企業が生き残るということでしょうか。
スマホ、ネット中心化していくライフスタイルを制するものが世界を制するということですかね。
テレビなども、ネット動画で見る層を取り込む「見逃し配信サービス」を始めたので、大体、リアルタイムでドラマ見る層は減ってるし、録画してる番組見てる層も視聴率に含めないといけないでしょうね。
こういう顧客のライフスタイルの変化の絵図を描ける人が次の時代を作っていくということですね。
僕もいろいろ調べてみたけどびっくりすることばかりでした。
◇ それと、6/1のファーストディで映画が安くて見た映画
が面白かったというか、恋愛脳内会議コメディぽい映画ですが、真木よう子はかわいいし、西島さん、吉田羊、神木隆之介の脳内会議も良くて、素敵な映画でした。
かなり笑える場面が多いですが、恋愛というより主人公の自己確立の物語というか、幸せとは何か?を追及する話でしたね。
約2年ぶりの映画でしたが、そんなに経っていたとは思わず、トーホーシネマズの会員カードを更新しました。
↑この本が凄く面白かったので、また、感想書きますが、監督の勝敗論とか、宮崎駿、庵野、富野監督とか、映画の話が深いです。
こちらの作品の方がなろうでは人気で、まあ、内容が小説家になろうの複垢ポイント問題についてだったり、なろうのあるあるネタ満載なんで、この作品も第一章「複垢調査官」が完結して、「常世封じ道術士 風守カオルの第二章 雛流しの呪法」の話に繋がっていくので、合わせて読むと面白いかもしれません。
この作品、傑作というか、文化人類学の交換や呪術的知見、諸星大二郎から攻殻機動隊までをカバーしてしまうサイバーパンクというか、オカルトパンクという新ジャンルの作品ですね。
たぶん、歴史を変えてしまう作家だと思います。ソードアートオンライン級の作品だし、書籍化、アニメ化、映画化希望です。
書くのも早いし、内容もいいし、更新が待ちどうしいというか、実は、まだ最後まで読めてないです。240万字だと!長いけど、読み終えたくない、終わらないでほしいという気持ちもあります。
アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)
- 作者: 最近,あずき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『幻想再帰のアリュージョニスト』の最近さんが星海社からデビュー!
アリュージョニストの世界観はそのままに、短いお話から入りたい方にお勧めです。平積みの本を買いましたが、僕が買ったのが最後で売り切れなので、かなり、売れてるようです。
常世封じ道術士 風守カオル
複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫