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新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

小保方晴子さんのSTAP細胞の追試が失敗してる理由、国際特許戦略が絡んでる?

国際特許戦略 STAP細胞 小保方晴子

◇ 【マジか?】STAP細胞追試、世界中が小保方さんの論文と同じ条件で追試してなかった模様wwww : ダメージ0

◇ Open ブログ: ◆ STAP細胞の見通し

◇ 乳酸菌を取り込むと、細胞も若返る?! ~"人間、またしても発酵食品のお世話になる"の巻~ - 世界の幹細胞(関連)論文紹介 - 慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点


◇ STAP細胞論文と特許トラップ - ReaD & Researchmap

◇ 
STAP細胞、特許戦へ 京大がiPS特許競争に勝てた理由 (1/3) - ITmedia ニュース

 

 


小保方晴子さんのSTAP細胞の追試実験ですが、現状、同一条件での追試はないようです。

これはおそらく、色々な条件で追試することで、応用の範囲の広さの確認、新たな発見をしたいという研究者の競争の問題、特許などの利権の問題もあるようです。

理研はすでに特許出願中らしいですが、今回の騒動自体が、理研の国際特許戦略の一部ではないか?思惑通りではないか?というお話もあります。

理系って大変だよな、と思う。脳天気な京大のIPS細胞のときに揉めたからか、かつての軍事研究所の末裔たる理研は、今回、ものすごい戦略的なきわどい手で、打って出てきているらしい。論文がインチキじゃないか、というふうに騒いでいるのは、写真の使い回しがどうこう以上に、追試再現ができない、という連中が続出していることが背景にあるらしい。

 ところが、理研の中では追試再現ができている、それで今回の成果には自信を持っているのだとか。つまり、どうも論文には、いちばん核になる部分が書かれていない。そして、その成果、というところが重要。追試再現ができない連中が続出することによって、追試再現ができないギリギリのところまでがすべて理研の特許になる。その問題スコープの解決策の一つがこれ、とやると、その問題スコープ全体に関しての特許にできる。

 インチキじゃないか、と騒いでいる連中は、その特許拡大のための具にされているとも知らず、いろいろダメな方法を列挙してくれればいい、というわけ。一歩まちがえれば、ほんとうに論文そのものが叩き潰されかねない話なのだから、よほど実証的な追試再現は事前に固めてあるのだろう。しかし、これくらいのことをしないと、論文に細かく書いてあったのとは、ほんのちょっと違う方法でもできた、なんて、すぐに後発近接で特許を取られて、そっちに旨味を掠われてしまうことにもなりかねない。ところが、細かく書いてないと、ほんのちょっと違う方法も、ただの追試再現にすぎないものとして自分の特許の範疇に納めることが出来る。

 

STAP細胞論文と特許トラップ - ReaD & Researchmap

 

 京大のips細胞の際も、際どい国際特許戦があったらしく、マスコミの小保方バッシングに意図があるとしたら、こういう国際的利害関係が絡んでる可能性もあります。

 

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 iPS細胞(人工多能性幹細胞)で先行する京都大iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)は昨年12月、新しい基本特許が成立したと発表した。細かい項目ではなく、想定される作製方法をほぼ網羅する特許。高尾幸成知財管理室長は「これが限度、というところまで(広く)取ることができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべる。

 

 サイラは学術目的の研究には、特許管理会社を通じてライセンスを無償提供しているが、新薬開発や高度医療へ活用できる万能細胞の特許は、莫大(ばくだい)な利益に直結する。海外のベンチャー企業が特許を押さえれば、多額の使用料が発生し、研究全体が停滞する可能性もある。

 

 特許争いで京大は2度、肝を冷やした経験がある。

 平成20(2008)年9月、国内で初めてiPS細胞関連の特許が認められたが、それより早く外資系のバイエル薬品が出願していたことが判明した。結局、作製方法などが異なり認可されなかったが、一時は京大の特許取得を危ぶむ声も出た。その後、米国でもベンチャー企業が特許を出願したが、相互にライセンス契約を結ぶことで係争を回避した。

STAP細胞、特許戦へ 京大がiPS特許競争に勝てた理由 (1/3) - ITmedia ニュース


うーん、僕も少しこの辺りの問題はよくわからない面がありますが、どこかで詳しい解説をしてくれる人がいたらいいなあ。

 

乳酸菌でips細胞と同じような現象が確認されたらしく、この再生医療の分野は戦国時代のようです。




この論文の著者たちは、腸内細菌が腸の表面にある細胞に与える影響を調べる目的で、腸内細菌をマウスの細胞に振りかけました。マウスなどの細胞はよく培養皿で育てられ利用されますが、培養皿に細胞を入れるとき、一緒に生きた乳酸菌を加えたのです。

すると、細胞は通常ならひとつひとつが培養皿の底面に広がって付着するのですが、乳酸菌と一緒に培養皿に播かれた細胞は、細胞同士が雪だるまのように互いにくっつき、ボールになって底面に散らばりました。この「雪だるまのようなボール」という状態は、細胞が未分化な状態、つまり、どのような細胞になるかがまだ決まっておらず、何にでもなり得る状態にあるときの特徴です。

こうしてできた「ボール」内では、乳酸菌が細胞の中に取り込まれていました。また、幹細胞の性質をいくつも持っており、NanogやHoxといった、幹細胞やiPS細胞のしるし(マーカー)と言える遺伝子を多く発現していることがわかりました。

この細胞に特定の処理を施し、いろいろな臓器を構成する細胞へと変化を促してみたところ、実際に神経細胞や骨細胞、軟骨細胞、脂肪細胞と見られる細胞へと変化できることが確認されました。実は、この論文で乳酸菌と一緒に播いた細胞は、腸の細胞ではなく線維芽細胞という皮膚などに存在する細胞だったのですが、この結果により、線維芽細胞に乳酸菌を取り込ませることにより、既に「線維芽細胞」という専門の細胞へと変化を終えていた細胞が変化前に戻り(「初期化」と言います)、神経や軟骨などという全く異なる細胞に変化する能力を得たということができます。

これは大まかにいえば、iPS細胞の作成と似た現象です。iPS細胞の作製においては通常、腫瘍の形成を促進する可能性のある遺伝子導入を行わねばならず、iPS細胞から作った組織による再生医療には、安全性上の懸念があります。乳酸菌を使って作成したiPS細胞(のような細胞)から組織を作り、再生医療を行う可能性を考えると、遺伝子導入を使わず、また、誰もが日常的に「食べる」という形で接している材料でそれが可能になるというのは、安全性面での大きな革新になる可能性があります。

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つまり、STAP細胞の場合も、自分たちの成果を論文として発表したいので、研究者はわざと追試の条件を変えているようですね。

 


国際特許戦もあり、水面下でいろいろな駆け引きがあるようです。


しばらく、推移を見守りたいです。

 

 

幹細胞の特許戦略

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