AKBの握手会の神対応と孫子の兵法が同じだったという事実
◇ いつものように、小説家になるための戦略ノート - 弱者のランチェスター戦略のまとめ 感謝戦略編を更新してました。
これ書いていたら、具体例として、何故か『AKBの握手会の神対応』の話になってしまって、【AKB48】握手会での対応を図にしたのが分かりやすくて面白いを読んでたんですが、しょっぱい対応=塩対応と言われているらしいです。
ちょっと面白いですが、コンビニなんかでマニュアルに書かれてるらしいですが、女の子がそっと手を握ってくれて釣り銭を渡してくれる時、男だとどこかの朝のお笑いコンビではないですが『この子、僕に惚れてる』という勘違いをする人もでてきます。
どぶろっく - YouTube
『どぶろっく』というお笑いコンビだと思いますが、僕は非常に好きというか、女性が観たら『それないわ!』、『キモい!』と言われる必定だと思いますが。
マニュアルの本当の意味は、丁寧な対応をするということなのでしょうが(裏の意味もあるかも?)、コンビニのトイレに書かれている『いつもトイレを綺麗に使ってくれてありがとうございます!』という張り紙も心理学に基づいてると言われています。
おそらく『割れ窓理論 - Wikipedia』だと思いますが、綺麗なトイレは汚しにくいという心理を突いたものらしいです。逆に「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」らしいので、その心理を逆手に取ったのが『コンビニのトイレの張り紙』ということになります。
それで、AKBの握手会の神対応と孫子の兵法は、対人心理的な意味で、同じ原理に基づいています。
マズローの心理学でいう『自己承認欲求』ですが、孫子曰く『彼を知り、己を知れば、百戦、危うからず』とも言われていて、敵自身や欲求を知ることによって、それを逆用して、自分を信用させて欺くこともできるし、相手の弱点を突くこともできると思います。
時には、共通の大敵に当たるために、宿敵と同盟し、共同戦線を張る必要もでてきます。外交政策では、近くの敵と対立してる場合、それ以外の遠くの国と親交を結ぶというものもあります。
そういう意味でも、相手のことを知って、共通の利害を見い出し、味方につけることが大事になります。
AKBの握手会の神対応によって、ファンは増々、そのメンバーのことを好きになってしまったりします。己を認めてくれた者を、人は好きになり、認めるようになります。
意識的か、無意識的なものかもしれまいですが、AKBの芸能界も含め、ビジネスの世界では、戦略としてそういう人間心理が応用され、孫子の兵法でも、そういうことは大事ですよと言われてるというお話でした。
「孫子の兵法」がわかる本―世界最高の「人生戦略の書」をどう読むか!
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こちら討伐クエスト斡旋窓口/小説家になろう
◇ 「こちら討伐クエスト斡旋窓口 」(作者:鬼他)という作品があるのですが、これが面白くて、読んでます。
まだ、三章の騎士団編ぐらいなのですが、平凡な日常が何かで崩れていくお話というのは、半村良(故人)の作品によくあります。
半文居/半村良オフィシャルサイト
「戸隠伝説」「平家伝説」「魔女伝説」など伝説シリーズといって、日本の伝奇SFシリーズの草分け的作品を多く書かれました。最初は主人公の日常生活の描写からはじまって、徐々に非日常の世界に移行していくお話は、凄く好きでした。
最近、「謎の転校生」(SF作家、眉村卓原作)というドラマが放映中ですが、この場合は、だいたい学園もので、平凡な日常生活に色々と波乱が起こっていくお話でした。
こういう物語のパターンや、主人公に秘密があったりして、それが徐々に明かされる話の展開は、物語のスタートとしては、なかなか巧かなと思ったりします。小説を書く上で、参考になります。
しかし「小説家になろう」の小説の評判を掲示板などで、よく目にしますが、どうも「軟派なタイトル」だけど、中身の文章は硬派なものが多いように思います。
タイトルに惑わされずに、ちゃんと読めば、なかなか面白い小説は多いし、文章もしっかりしてるので、安易にテンプレだ何だと批判する必要がないよなと思ったりしました。
たぶん、タイトルのつけ方、スートリー展開を印象づけるための言葉が、誤解を呼ぶ原因になってるようですが、質のいい小説が多いと思いました。普通に面白いし。
童話を少し更新しました。
モグラ男と、ひかり姫
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