「ホツマツタエ」 から読み解く神武東征、古事記、卑弥呼、神功皇后の謎
◇ 非日常的な日常系エッセイ~古代日本の呪術的世界~ - 「ホツマツタエ」 から読み解く神武東征、古事記、卑弥呼、神功皇后の謎
前半のお話は「ホツマツタエ」自体が偽書だとか、トンデモ本と言われているので、学研の「ムー」とかが楽しめる人向けのお話になります。
持統天皇、卑弥呼、神功皇后の話は、古事記が編纂されたのが天武天皇、持統天皇の時代だし、僕の仮説は「ホツマツタエ」から古事記を見ると当たってる可能性も高いです。
古事記読んでも日本の歴史の全貌が全く見えてこないので、古史古伝から何か見えてこないかな?と思ったりしています。
古事記の神話にしても所々、辻褄が合わない、意味がよくわからない、破たんしてる所が多くて、「ホツマツタエ」の方が世界観とかストーリーがちゃんと統一されてるので、こっちのほうがリアリティがあったりします。物語としては。
神功皇后は戦前において大人気の天皇でしたが、三韓討伐とか、侵略戦争推奨的なものがあって、GHQに教科書から削除されて忘れ去られているような感じです。
三韓討伐のような神がかり的なことがあったかどうかはわかりませんが(次回のエッセイに書くかと)、風土記の記録では三回ぐらい朝鮮半島への侵攻があったようです。
「崖の上のポニョ」のように波とか魚が神功皇后の船を運んだとか?はさすがにないだろうとは思いますが、波切るヒレ、風切るヒレなど古事記にも隼人呪術とか、そういう呪術は出てきます。
ヒレというのは高貴な女性が首の周りに巻いているスカーフぽい呪術的アイテムです。天の羽衣の天女がつけてるようなやつ。
ワカ媛(和歌=呪歌の起源になった人)のイナゴ祓いの呪術とか、結構、あったみたいです。稲がイナゴの被害に合うことがあって、「ホツマツタエ」ではイナゴ祓いの呪術は大活躍します。
アマテラスの神話改竄から抹殺されたセオリツ姫の話も出てきます。どうも古事記の編集方針はかなり偏ったもののように思えます。
こちらは僕のお気に入り小説のステマです。
この作品、傑作というか、文化人類学の交換や呪術的知見、諸星大二郎から攻殻機動隊までをカバーしてしまうサイバーパンクというか、オカルトパンクという新ジャンルの作品ですね。
たぶん、歴史を変えてしまう作家だと思います。ソードアートオンライン級の作品だし、書籍化、アニメ化、映画化希望です。
書くのも早いし、内容もいいし、更新が待ちどうしいというか、実は、まだ最後まで読めてないです。177万字だと!長いけど、読み終えたくない、終わらないでほしいという気持ちもあります。