新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

人生の残り時間に何を書いていくか、2014年を振り返り、2015年の新人賞投稿計画を立てる

◇ 小説家になるための戦略ノート - 人生の残り時間に何を書いていくか、2014年を振り返り、2015年の新人賞投稿計画を立てる

ノーベル賞学者は10年前、「敗軍の将」として何を語っていたか:日経ビジネスオンライン

ノーベル賞を受賞した中村修二さんと日亜化学、いったいどちらの言い分が正しいのか?元日亜社員のつぶやき。 | 濱口達史のブログ


 


ノーベル賞を受賞された中村修二教授は日本に絶望して米国籍を取得したわけじゃないですよ - ネットの海の渚にて

 

 

◇ ノーベル賞の話でもしようと思ったのですが、中村修二さんは本当は大学じゃなく、企業の研究職が良かったようです。ただ、日亜化学もそれなりの待遇、評価はしてたらしいですね。

ツーフローMOCVD技術特許訴訟[編集]

日亜化学工業の元社員である中村修二が、在職時に小川信雄社長(当時)の支援を受けて、窒化ガリウム化合物単結晶膜の製造に利用可能な「ツーフローMOCVD技術」(通称404特許)を発明した。2001年8月、この特許権帰属確認と後に譲渡対価請求を求めて日亜化学工業を提訴し、注目を集めた。なお、訴訟提起時には小川信雄は既に社長を退いており、娘婿の小川英治が社長に就いていた。2005年1月、裁判所が和解を促し中村も裁判のこれ以上の長期化を嫌ったため両者は和解した。この訴訟などを機に職務発明の扱いが社会問題になり、特許法の改正が行われた[2]。本訴訟中に日亜化学工業は404特許を「量産には必要のない技術」であるとして無価値であることを幾度も述べ、その特許権を2006年2月に放棄した。日亜化学工業は「アニールp型化現象」が量産化の鍵であったと主張している[3]中村修二は後にノーベル物理学賞を受賞したが、そのときの共同受賞者である天野浩は中村の功績について、「あの研究があったから実用化が進んだ。最大の功績者は中村さん」と語っている[4]

日亜化学工業 - Wikipedia

 

当時の応用物理学会、研究会などではセレン系に注目が集まっていた。しかしながら、ガリウム系の研究会は人数も少なかった。あれだけ優秀な人たちが取り組んでもうまくいかないならば、むしろ終わったとされる分野に挑んだ方が良いということで、ガリウムに着目。その後、青色発光素子であるGaN(窒化ガリウム)の結晶を作製するツーフローMOCVDを発明し、窒化ガリウムによる高輝度青色発光ダイオードを開発した。しかし、日亜化学工業での待遇の悪さから、アメリカの研究者仲間からは「スレイヴ(奴隷)中村」とあだ名された[24]

中村修二 - Wikipedia

 

◇ ちょっと調べてみたんですが、中村さんの怒りの原因は待遇、報酬もあると思いますが、日亜化学工業は404特許(中村さんの発見)を「量産には必要のない技術」であるとして無価値であることを幾度も述べたらしいので、これじゃないかと思います。


裁判に勝つための主張だと思いますが、『無価値』はまずい。

当時、青色レーザーの研究はセレン系に注目が集まっていて、ガリウム系の研究者は絶滅寸前だったようです。この辺りは中村さんの著書で読みました。


だから、今回のノーベル賞受賞は、ガリウム系の研究者三人に与えられているんじゃないかと思います。推測ですが。

 

つまり、青色レーザーの世界的研究の方向性を決めた研究(ノーベル賞級)を、「量産には必要のない技術であるとして無価値である」(部分的には筋は通ってますが)と言ってしまったんです。

 

裁判に勝つための方便としては正しいかもしれませんが、人として言ってはいけないレベルの発言です。誰でも怒ります。

こりゃ、だめだ(爆)と思いました。言い訳できない。





幻想再帰のアリュージョニスト



この作品、傑作というか、文化人類学の交換や呪術的知見、諸星大二郎から攻殻機動隊までをカバーしてしまうサイバーパンクというか、オカルトパンクという新ジャンルの作品ですね。

たぶん、歴史を変えてしまう作家だと思います。ソードアートオンライン級の作品だし、書籍化、アニメ化、映画化希望です。

書くのも早いし、内容もいいし、更新が待ちどうしいというか、実は、まだ最後まで読めてないです。177万字だと!長いけど、読み終えたくない、終わらないでほしいという気持ちもあります。
 

 

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