限界集落(ギリギリ)温泉、地方の経済の衰退問題の解決策を考える
漫画『限界集落(ギリギリ)温泉』と、その作者である鈴木みそ先生のブログがめっさおもしろい! - Diwao2.0
キンドル(電子書籍)でこういう漫画を買ったのですが、地方の経済の衰退問題の解決策とか考えられないかと思いました。
僕も地元の夏祭りとかに参加したりして、人口減少と高齢化が半端ないと実感したのと、「林原」という地元のバイオ企業が不正会計で倒産、買収された(事業そのものは優良だった)余波で、岡山駅前の林原駐車場跡地にイオンの中国地方旗艦店が10月にオープンを控えて、地元で百貨店、スーパーなどを展開している「天満屋」の経営が傾きセブン&アイホールディングスグループと資本提携しつつ、吸収されそうになってたりします。
香川、岡山に展開してる「マルナカ」というスーパーチェーンも余力があるうちにイオングループの軍門に下って、資本提携(実質的には吸収)をしているような状況です。
岡山県南部の僕の近所でも「天満屋」系スーパーが撤退の方向で(まだ踏みとどまってる)、すぐ近くに「マルナカ」(イオン勢)駅前店が出来たりしてます。
「天満屋」系スーパー跡地には、地元の24時間スーパーの「ハローズ」、ディスカウント店「ディオ」という業務スーパー(食品問屋の大黒屋物産が経営)が入居を打診してるようです。
が、「天満屋」系スーパーのテナントが地元の人の利権になってたりして、議員なども絡んで反対してるので、この話は実現しそうもないですね。
地域経済の衰退(新しい業態で頑張ってる店もあるが)、人口減少と地方の過疎化、未婚の問題、労働力不足など、こういう問題がこれから日本の地方を覆っていくと思います。
この問題の解決策はないだろうかと思いました。
◇ まず、未婚問題と労働力不足の問題ですが、これは外国人の移民永住などを視野に入れつつ、基本的人権を一部制限した「お見合い法」「自由恋愛禁止法」「二―ト禁止令」の制定によって解決するかも。
これは半分、冗談ですが、まじで検討した方がいいように思ったりもします。
男性は30歳以上(女性25歳以上)で強制的にお見合いさせることにして、自由恋愛を部分的に禁止します。実際は自由恋愛してもいいのだけど、お見合いを国民の義務として、定期的にやるというか、そういう制度を作ります。
それで男性が40歳超えたら(女性は制限なし)、もう日本人の女性だけでなく、中国、タイ、フィリピンの女性などともお見合いして結婚を奨励します。
これは今ならまだ、日本に為替の優位性があって、外国の女性が日本人と結婚する経済的メリットはありますが、今後はそれなりに続くとは思いますが、どうなるかわからないというのがあります。
もう、結婚に恋愛だとか、愛情のような幻想を抱くのをやめたらと思います。
だって、未婚の最大の原因は非正規雇用の増大なんだから、それが本質なんだよね。
◇ 「二―ト禁止令」はその名の通り二―ト状態の人を強制アルバイトとして、ブラック企業に労働力として提供するという悪法(爆)なんですが、ある意味、そういう荒療治もしないといけないなあと思います。もしくは農業の現場に送り込むとか。
額に汗して働く体験はやっぱり必要なんだよね。真人間になるためには、二―トはコミュ障などもあるのかもしれないですが、ある種の精神の病のようにも思えます。
そうだとしたら、精神病院的な施設にちゃんと入って治療した方がいいし、そういうことも視野に入れて考えないといけないと思いますよ。
仕事がないとか?地方でもアルバイトとか凄い数あって、働くところがないといいうのは全くのウソだし、働く気がないというだけだと思います。
餃子の王将の店長研修の批判がありましたが、大学を卒業したら、学生気分を振り落とすための「脱洗脳」(頭でっかち病の)が必要で、あれって必要だと思うんですよ。僕らの頃も、ああいうことは普通の新入社員研修で当たり前にあったからね。
働いたり、結婚して子供をもうけることは、ある種の国民(社会人)の義務のようなものだと思います。
動物の世界とか、自然界をみれば普通のことで、人間界だけそれに逆らうというのも、ちょっとおかしいと思ったりします。
人口を増やすとか、そういうことを抜きにしても、働かない、結婚しない、子供を作らないというのは、自然の法則に逆らってることなので、個人の自由とかの問題ではないと思います。
憲法改正して、このようなことを国民の義務にしてほしいです。
未婚の男性で働いてない人は、多くの場合、犯罪者予備軍になっていく傾向もあるので、そのあたりの抑止にも役立つと思います。
◇ 労働力不足の問題は、国際的なスキル重視で外国人労働者の永住を前提に仕組みを作りますが、実際は3K職業の労働者不足が顕著なので、そちらの方も教育、福祉、労働環境を整備して、働きやすいようにしていきます。
たぶん、こちらが実際は主力になると思います。
高度なスキルのある人材は世界トップクラスの会社とかがあればいいですが、限定的にならざる負えないですね。
◇ 最終的には、一番、重要な点は、地方経済、日本経済が上向きになれば、解決していく問題かもしれません。
未婚、晩婚、少子化問題は、経済問題が本当の問題点なのは明白です。
それで、地方経済の活性化ですが、まず、ITの活用は不可欠です。
あと、地域の資源の活用、名物、海山の生産物、観光資源による日本人、外国人旅行者などの集客も必要です。
それに加えて、地方から世界に通用するような起業家が生まれるようなことがないと難しいでしょう。
地場、地域の産業が成長していくようなものがないと、結局は世界的な大手の資本に市場を奪われてしまうでしょう。
そういう企業を呼び込んで、日本に永住してもらうという政策もありますが、それは無理かなとも思いますね。
◇ あと、地域のコミュニティというか、大家族制に戻していって、親と同居、兄弟同居のような考え方をするのも大事かと思います。
都会にいって孤独死も自由ですが、これはやっていけないと思えば、田舎に戻って、最低、ちゃんとアルバイトとして働くという条件で親のすねをかじることは恥ずかしいことではないと思います。
アルバイトなんか、即日募集で、軍手と携帯、印鑑あればできますしね。
お金がなければネットぐらいしかできないのだから、住居費数万が結局無駄だと思うし、都会だろうと田舎だろうと、とにかくお金がどれだけあるかでやれることは決まってきちゃいますから、どこに住んでも同じですよ。
田舎、地方の地域のコミュニティは、野菜や食料品など中心に贈与経済、おすそ分け経済が発達してるので、市場経済にない良さもあります。
それはコミュニティに溶け込まないとダメなんでしょうが、phaさんのように自分のフルサトを作るとか、そういう方向性もあってもいいと思います。
ネットより田舎のほうがワクワクする|毎日寝て暮らしたい|pha|cakes(ケイクス)
都会では「シェアハウス」という形でそれが実現していますが、それに交通網の発達によって、都会と田舎を行き来する生活スタイルも可能だと思います。
すべては経済的問題ではあるのですが、解決のためには人の行動とか、流れを変えていく、ライフスタイルの再考も必要なんかなと思います。
自分の生き方を考えていって、行動していった結果として地域の改革に繋がっていけばいいと思います。
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