新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

コウモリさん問題を三人称視点で解説

◇   はてなオフ会のコウモリさんプロポーズ問題ですが、真相は非常に単純です。

 

コウモリさんには自分視点の一人称視点、彼女に対する二人称視点しか存在しない。

 

他人に対する三人称視点が欠けていた。

 

それだけなんだよね。

 

別に誰もふたりの結婚を祝福してない人はいなくって、ただ、世界には二人以外もいるということを認識してない訳です。

 

ラブラブカップルの問題点はそこで、男女間の対幻想が強固すぎて、世界は共同幻想できていることをつい忘れてしまってるだけですね。

 

視野が狭くなってるようです。

 

そういう他人の意識の集合体が世の中を形作ってる訳で、誰もコウモリ夫妻を攻撃してる訳ではなく、ただ、空気の読めない迷惑行為を指摘してるだけですね。

 

はてなオフという公道の真ん中に車を堂々と駐車したらいけんやろということで、新婚さんだってそういう非常識は許されない訳です。

 

そんな簡単なことがなぜ、分からないのか謎です。

 

まあ、僕もよくやるけどね(爆)

 

追記:例え話的には制限速度40キロのはてなブログのノリに、幸せ絶頂のスーパーカーに乗って200キロでぶっ飛ばしたという方が分かりやすかったかな。

 

プライズのつもりだったのだろうけど、それはスピード違反やろ!という感じです。

 

もう、ごめんなさいというしかない。

 

だから、公道でなくて私道、もう少し内輪で二次会でプロポーズしたらという提案は的確なのです。

 

これは批判でさえなくて、単なる社会常識で日本には目には見えないルールが沢山あって、それが分からないと空気が読めないと言われる訳です。

 

では、もう外国で暮らすわと言っても、そこには同じ暗黙の了解があり、見えないルールがある訳です。この世に生きてる限り、実はあの世にも独自のルールがあります。

 

ルールがないと世界自体が回っていかないわけで、それは良い、悪いということではなく、それが自然の法則なので、従うしかないのです。

 

それに逆らう自由はないのです。毎日、食事をしないと、息をしないと生きていけないように。

 

 追記2:あと、こういう「はてなブログ」オフ会?ですかねの不満記事がでるのは、ある意味、オフ会の成功とも言えます。

はてなブログに限らず、ブログというのは多くの場合、匿名であるので本音が言えるというのが一番のメリットであり、普通の世の中ではそういう本音は抑圧されている訳です。

それがブログの特性であり、そういう本音のやりとりがはてなブログとか、ブックマークの面白さのひとつでもあります。

本音が抑圧されすぎれば、佐世保の女子高生殺人事件が起こるし、あんまり本音、というより正義だからといって叩きすぎると、笹井さんの自殺のようなことが起こります。

世の中、ほどほどがいいのかもしれませんね。いい意味で、いい加減がいいのでしょうね。

まあ、失敗にめげずに、のんびりやるしかないですね。
 

すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。

すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。

 

 

 

 

モグラ男と、ひかり姫は、2014年8月アルファポリス「第7回絵本・児童書大賞」エントリー済です。応援よろしくお願いします。