福島や東京の被爆は僕の杞憂にすぎない/美味しんぼ鼻血問題
◇ 「Happy 福島」とか、福島に残って農業がんばってる人とか、郡山から福島の人を励ましている方とか、善意でやってる人だと思うんだけど。
今、福島や東日本で起こってることをちょっと全部まとめてみます。
とりあえず、被爆については新潟とか静岡県辺りまでは東日本全滅と考えた方がいいと思います。
問題は経済的な補償の問題とかで、そういうことはないということになっていて、国家の財政のために東日本の人々を見殺しにしようとしています。
「美味しんぼ」へのバッシング 科学的とは、全ゆる可能性を検証する態度/小出裕章
福島救援活動中に被ばく?…米軍100人余りが集団訴訟(中央日報) 赤かぶ
「美味しんぼ」荒木田准教授の「福島は住めない」論 ドブの中に住んでいるのか?: 農と島のありんくりん
この福島で農業をがんばってる方のブログによると、
別に「住めない」福島だけの問題ではなく、小学館のある東京都の下水処理施設ですら同じです。
上図のように、「被曝」した東葛地域のある東葛下水処理場などは2012年3月で未だ1万ベクレル/㎏を超えています。
「原発ゼロの会」の河野太郎氏が住む神奈川県の下水汚泥の線量は、1024ベクレル/㎏でした。(相模川流域右岸処理場2012年1月16日)
児童の通学路だと言っていますが、大丈夫ですかこの人。児童は側溝を這って通学するのでしょうか?あるいは、子供はドブの中で生活しているとでも?(笑)
ちなみに、放射性セシウムはβ線でわずか5ミリていどのアルミ板で遮蔽できてしまいます。
よく騒がれるプルトニウムやストロンチウムなどはα線で、紙すらも透過できません。 この荒木田氏のような人は、「下水汚泥から放射して子供が被曝する」とか言いかねないので、それほど心配だったら側溝の蓋の裏にアルミ板でも張り付ける要求でもするんですな。あんまり意味ないと思うけど。
というのは、汚泥 は非常によく放射性物質をトラップ(※)する物質なのです。土壌の中の粘土質に強力に結着しているために簡単には水に滲み出てきません。 (※トラップ 特定の物質を捕獲して封じ込めること) ですから、汚泥が放射線量が高くても、用水や川の水には検出されないケースが大部分です。
ではなぜ、側溝を除染しないのかといえば、やっても意味がないからです。そのうち余裕ができたらやるかもしれませんが、除染には優先順位があります。(※除染している地域もあります) 今は、側溝を除染作業で攪拌してセシウムを遊離させてしまうより、天然のセシウム・トラップとして働いていてくれたほうがいいということです。
まずは人の住む住宅とその周辺、学校と校庭、その通学路、集会所などの公共施設が優先なのはあたりまえです。 荒木田氏は「除染などしても福島は住めない」という過激なことを言っていますが、ものには順番があり、側溝、森林などは後回しでも当然のことです。
森林から流れる水についても荒木田氏はいろいろ言っていますが、長くなりましたので次回にしましょう。 それにしてもきっと荒木田氏は、東京は側溝から集まった下水道汚泥から1万ベクレルも出たんですから、「東京はとりかえしのつかないまで汚染されてしまった」「東京は人が住めない」とでも言うんでしょうかね(苦笑)。
東京ももうダメらしく、だけどね、この方の書いてるように、事態を認めれば、いろいろと対策は打てるわけで、福島原発の放射能拡散問題でも周囲をコンクリートで覆うだけでも放射線の遮断とかできる訳です。
少しはましな訳で、無駄だから何もしないというのはいけないですよ。諦めてしまったら。
東京都と埼玉は震災瓦礫の焼却とかかなり受け入れていて、その影響でその周囲に健康被害が広がって、東京にいて岡山に移住した三田医師がいうように、子供の白血球(好血球)が減少しています。
東京の被爆にしても福島でのベントとか、水素爆発などでの時の影響が最大で、その後は森林とかにトラップされた放射性物質が風に乗ってくるぐらいで、花粉症の季節が危ないのですが(花粉症でも充血して鼻血でるんで、被爆と区別がつかない!)、ちゃんと対策すれば二次的被爆も防げるわけです。
まず、政府と住民が被爆を認めるというのが前提ですね。
人間の心理の傾向として、「否認」→「怒り」→「取引」→「抑うつ」→「受容」
というサイクルがありますが、どうせ人はいつか死ぬのだから、それを受け入れるのは大事なことだと思います。
ただ、最後まであきらめずに真摯に生きるべきだし、諦めたらダメだと思います。
でも、「否認」で止まってしまって、現実を受け入れる「受容」がなければ、生きることさえできなくなります。
夢の世界に、幻想の世界に生きることになりますね。
ナルト疾風伝の無限月読を受け入れてどうするんでしょうか?
こんな感じになってしまうのかな?
マトリックスでもこういう映像がありましたが、生きる屍みたいなものです。
それで生きてると言えるのでしょうか?
あ、今週号の少年ジャンプ読んでこなくちゃね。
ちょうど無限月読が発動中です。
このキューブラー・ロス氏の「死にゆく過程の5段階」を元に、現在ターミナル期を迎えた個人の心理状態がどこにあるのか、どんな気持ちでいるのか?ということをまず理解してみましょう。
◆第1段階「否認」末期がんであることを告知されたり、残り少ない命であると医師から告げられたときに、まず現れるのがこの「否認」です。
「これは何かの間違いに違いない」
「自分に限ってそんなことは起こりえない」という具合に、否認をすることで自分を防衛しようとします。
◆第2段階「怒り」「否認」が維持できなくなると、次第に自分の命が短いことを認めざるを得なくなります。
すると、「怒り」が現れます。
「なぜ自分がこんな目にあうんだ!」
「一体私が何をしたというのか!」というように、あらゆることに対して「怒り」が向けられます。
◆第3段階「取引」十分な「怒り」を体験した後は、もはや避けられない今の現実を少しでも先延ばしにできないものかと、交渉する段階に入っていきます。これが「取引」です。
「何か人々の役に立つようなことをするから、死を避けたい」
「もう2度と悪い行いはしないから、命だけは助けて欲しい」このような「取引」は、主に個人が信じる「神」と行われます。
◆第4段階「抑うつ」神との「取引」が成立しない、自分はもう死ぬしかないのだ、という心理状態にたどり着くと、「抑うつ」という段階に移行します。
「愛する人々と別れなければいけないのか・・・」という死への”準備的な抑うつ”と、病気に関する”反応的な抑うつ”があります。
◆第5段階「受容」この段階まで来ると、自分の死を「受容」できるようになってきます。ゆったりとした平安な気持ちになり、死に向けて気持ちが整ったような状態になります。
チェルノブイリの被害地図みると、僕の住んでる西日本も実は全く安全ではない訳で、比較的安全というだけです。全国に広がる三菱マテリアルなどの震災瓦礫受け入れ施設周辺でも健康被害が多くなってます。
福岡(北九州)で鼻血が福島の8倍という話も、実は北九州に廃棄物処理施設が集中してる訳で、僕もここに廃棄物処理の資格研修に行ったりしました。そういうことかと今納得しました。埼玉にも実は大きな研修施設があります。廃棄物処理施設もあるんでしょうね。おそらく。
美味しんぼの作者の雁屋さん(東大卒)がすでにオーストラリアに住んでるのは何故なのか?真剣に考えた方がいいですね。移住理由は原発事故とは全く関係ないのですが。
6: 名無しさん@13周年 2013/12/22(日) 10:32:59.55 ID:+hYRdIxc0ちなみに水俣病の場合
1946年:汚染水の排出開始
3年後:今まで捕れていた魚介類が捕れなくなる
6年後:幼児に精神や運動機能の発達遅れが見られるようになる
8年後:犬猫の変死が相次いでいる事が初めて報道される
10年後:水俣出身者は原因不明の奇病にかかると差別が起こる
15年後:脳性小児マヒ患者16人を胎児性水俣病と初認定
17年後:原因が工場の排水によるものと判明する
28年後:水俣病による死者が100人を超える
29年後:チッソ幹部が「殺人、傷害罪」で告訴される
42年後:チッソ元社長ら業務過失致死罪で有罪判決
58年後:最高裁が国および県の責任を認めた(2004年)
原発事故から3年、実は政府とか世間の予想を超えるスピードで健康被害が拡大しています。
公害問題のような先行事例があるのだから、もうそろそろ学習した方がいいんじゃねえ?と思います。
インターネット、ドックイヤーの時代だし、58年ではなく、5年ぐらいで情報公開したら?と思いますけどね。というか、全情報はほぼ勝手に本やネットに公開されてますが。
福島の原発事故はチェルノブイリの事故と同等のレベル7な訳で、チェルノブイリと同じ程度の被害が出ると予測できる訳です。
チェルノブイリはコンクリートで石棺打って原発封鎖してるけど、福島は野ざらしだし、汚染水垂れ流しだし、メルトダウンはもはやどうなってるかもわからない状態です。
それを全く何もしないというのは何なのだろうと思います。放射性物質を拡散させない何かを撒いたと言ってますが、何故、その情報も出さないか疑問ですね。
出せば、ちゃんと対策してるということで、無用な不安は消せるのにねえ。
レベル7:レベル6より10倍高い、大規模な事故。原発事故基準としては最悪。大量の放射線物質が大気へ送出され、国民の健康に影響を及ぼす可能性がある。長期的な放射線対策の安全プログラムの計画と実施が必要。
チェルノブイリと福島では 同じレベル7でも、完全に原子炉が吹っ飛んだ訳ではないし、とはいえ、広範囲への放射性物質の拡散が問題らしいです。
あと、メルトダウンした原子炉の燃料はどうなってるのか?の調査とか、そのあたりの情報が闇の中というのがどうも腑に落ちない。汚染水問題から推察すると、地下に燃料の一部が落ち込んでるのは確実です。
低線量被曝を受け続けていた60年代からの20年: 農と島のありんくりん
被爆という意味では中国、アメリカ、ソ連の核実験の影響の方が大きいようですね。そうだとすると、西日本の方が影響が大きいように思います。
DASH村の三瓶明雄氏、急性骨髄性白血病で死去/美味しんぼ鼻血問題
この方も死因については、風評被害を恐れて自粛していますが、もう覚悟を決めて福島に残ることにしたのだから、それを隠しても仕方ないと思うんだけどね。
事故後被災地ではたしかに「美味しんぼ」が描くように鼻血が出ていました。
ただし原因は大量の瓦礫粉塵や塩を含んだ泥と砂が混じった土砂であって、放射能とはなんの関係もありません。
しかし、そうと分かったのは状況が落ち着いてからのことです。
枝野官房長官の「ただちに健康に影響はない」といったコメントでかえって不安をかきたてられる始末でした。
「え、ただちに?中長期にはあるのか?」と国民誰しも思ったはずです。完全な政府の情報の出し方の失敗です。
そして致命的なSPEEDI情報の隠匿が重なり、「公表された情報は信じられない。なにか重大な情報を隠しているはずだ」という長く「被曝」地を苦しめた風評被害につながっていきます。
鼻血症状が原発事故と重なった福島浜通地域では、「もしかしてこの鼻血は放射能のためではないか」と脅える人が大勢出ました。
松戸、柏、東葛などの地域では、折からの降雨を浴びた人たちに放射能パニックが走りました。
その時の浜通りの人々や、雨に濡れそぼった子供を持つ母親の気持ちは、私には痛いように分かります。
実は私自身も、放射能雲が頭上を通過した際に屋外で働いていたために、万が一を心配した時期があります。
当時、風評被害で経営が壊滅状態にまで追い込められたこともあって、荒木田氏よろしく「起きれないほどの疲労感」と、おまけに鼻血まで出る始末でした。
まぁ私の鼻血は、鼻くそのかきすぎで傷がついたんですがね(←いい歳して恥)。
なまじ私も若き日に反原発運動をしたことがあるもんで、「鼻血」が意味することが分かっていたために、すぐに知り合いの医者(←実は獣医です)に走りました。
「オレってひょっとして急性被曝?」
地震で倒れた機材を直しながら医者は笑いながら、「放射能ならすぐに止まんないよ」と脱脂綿詰められただけだったですけどね(笑)。
井戸川さんや作中の山岡も、医者にきっとそう言われていているはずですよ。
とまぁこのように、事故当初の生々しい恐怖は今でも鮮明に覚えています。
結論としては鼻血問題は、福島の方からすると、周回遅れの問題のようです。
実際、そういうことがあったか、なかったかというとあったようです。
日本はアメリカの核戦略の中では、核燃料基地として機能してきました。
アメリカに占領されてる現状では原発自体の管理権はアメリカにあります。
アメリカの原子力空母には純度95%ぐらいの核燃料が積み込まれ、退役まで40~50年燃料を補充する必要がないそうです。高度な技術が集約されてます。
日本の原発は寿命は10年ぐらいしかないのに、30年稼働してる低レベルな原子炉で、メンテナンス技術はありますが、管理、コントロールする技術はイスラエルの某企業(軍需産業)に一任されています。
本当は捨ててもいいようなお粗末な技術が日本にあるだけです。
日本の原子力発電の技術はだから、こういう原発の災害に対して無力だし、研究もして来なかった。
ただ、アメリカのいいなりで作り続け、貧しい自治体に金を流し込んで作り続けた。
その結末がこれです。
【大飯原発差し止め訴訟】原告弁護団会見 「美しい」判決とこれからも続く司法の闘い | 日仏共同テレビ局フランス10
アメリカも、ドイツも原発は減少、消滅してる訳ですが、それは反対運動で消えて行ったり、ドイツのように国民の総意で消滅していった事例もあります。
小出さん:
原子力というものに世界中が夢をかけた時代がありました。1960年代ぐらいからですけれども、それを牽引してきたのはもちろん米国です。
で、60年代から70年代にかけて、猛烈な勢いで原子力発電所を運転開始させましたし、たくさんの原子力発電所を建設もしようとしましたし、またさらに、もっと多くの原子力発電所を計画するという時代が米国でも続きました。
しかし、運転中と建設中と計画中の原子力発電所の数を合わせた合計の数が一番多かったのは1974年なのです。すでに、40年も前なのですが、それ以降は計画中のものはほとんど全てキャンセルされ、建設中のものも9割以上建設が終わっていたものすらキャンセルされてしまって、どんどん原子力から撤退を始めるという時代が、実はもう米国では40年前から始まっていた。
で、79年に米国のスリーマイル島原子力発電所という所で、また大きな事故が起きてしまいまして、米国はもう決定的に原子力から撤退するという、そういう道にすでに入っていたのです。
ですから、100基を超えて確かに米国は原子力発電所を作りましたけれども、すでに何十年にも渡って全く増えませんし、これからは次々と廃炉になっていくという、そういう時代になりました。
アメリカも廃炉になってるし、もういいんじゃねえと思いますよ。
東京湾岸と千葉が劣化ウラン地獄に!
投稿者:通りがかり 投稿日:2013年 2月23日(土)22時53分29秒
高山さんの情報では、311大地震の際に大爆発を起こした、窒素市原工場に大量の劣化ウランが保管されていて、それが大爆発により、東京湾岸~千葉全域に大拡散したようだ。関東は後3年くらいしか人間が住めない地域となるだろう。
これにより、日本政府は隠ぺいしているが、東京東部、東京湾岸地域、千葉が劣化ウランですさまじく汚染されているようだ。
しかも劣化ウラン汚染の事実を知る、内閣府の官僚は、事実を公表せずに自分だけ、千葉から神奈川県に脱出したようだ。
千葉県民も東京都民も劣化ウラン汚染を知らされていない。
東京東部、湾岸地域から千葉は福島原発のセシウム汚染によるホットスポット化知られているが、劣化ウラン汚染は誰も気づいていない。
「ホットスポットの放射線測定は、セシウム合算線量だけであり、ウランなどの核種は測定されていないし、汚染にカウントされていいない。ウラン汚染も加えれば、東京湾岸地域、東京東部、千葉県の汚染はすさまじいレベルになるらしい。」
それは、この地域全体の住民がすぐに避難すべきレベルだということだ。しかしこうした事実を日本政府は隠ぺいし、中国の大気汚染をマスコミを通じてセンセーショナルに報道して、放射能汚染による被害を中国の責任にするようだ。
今、日本国民、良心的なNGOがやるべきは、ウランやプルトニウムやストロンチウムも測定できる高性能ガイガーカウンターで東北や関東の全域をくまなく放射能測定することだ。セシウムだけでなくより毒性の高い、プルトニウムなどの線量を実測する必要がある。
首都圏を見て感じたのは、恐ろしい放射能汚染が広がっているにもかかわらず、一般市民にはその情報がほとんど認識されていないことだ。
東京東部や東京湾岸の劣化ウラン放射能地獄エリアですら、4000万円~6000万円といった驚くほど高額でマンションが一般市民に販売されていることだ。
これは経済犯罪である。欠陥商品の消費者への騙し売りである。詐欺である。
また、劣化ウランで汚染された放射性廃棄物を販売することは法律で違法行為だ。
政府がこの違法行為を放置、促進させている。どんどん一般市民に汚染された関東の不動産資産をババつかみさせている。
首都圏の不動産売買や不動産開発はもはや法律で禁止すべきだ。さもないと、今後、被害者とローン破産者を大量生産することになる。
関東地方への政府の公共事業予算もカネをドブに捨てるようなものだ。関東地方は後3年程度しか人間が居住できない。いや本来現在でも人間が居住してはならない地域なのだが、今後心筋梗塞、チェルノブイリハートと呼ばれる心臓障害が続発して子供たちや大人たちが確実にバタバタ死んでいくことにある。すでに心筋梗塞で関東地方で人が大量死を始めている。
関東地方の閉鎖実施は待ったなしである。
千葉に劣化ウラン弾の工場が何故あるのか?ですが、日本はアメリカの核戦略の中では、核燃料基地として機能してきたので、当然ですね。
岩国にも基地もあるし、あの辺りにも工場があると聞いたことがあります。
ということで、もう少し現実を否認して逃避するのではなく、ちゃんとした科学的態度でちゃんとやった方がいいと思います。
STAP細胞事件も、実験も検証もなくうやむやになったし、もうすこしちゃんとやろうよと思いました。