セシウムの内部被爆でどうして心臓病などが起きるのか?/美味しんぼ鼻血問題
◇ 「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血や倦怠(けんたい)感を訴える描写や、「今の福島に住んではいけない」などの表現で議論を呼んでいた漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」最新号(19日発売)に、「ご批判、お怒りは真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」などとする編集部の見解が掲載されていることが16日、分かった。自治体や有識者による描写への賛否両論を並べた特集も掲載された。
併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。
低線量内部被爆を認めてしまうと、原発自体の運用ができなくなるので、これは仕方ないでしょうね。
ただ、これでは健康被害は潜在していってしまうので、うやむやになってしまいますね。
◇ 中村ゆきつぐのブログ : 美味しんぼ鼻血問題 医療の不確実性 医師達の学説 不毛な戦い
栃木の私ですら、子供達にマスクをつけさせあまり外での遊びも控えさせました。そのせいかもしれませんが、鼻血は出していません。
この方、今の医学の限界と言ってますが、どうして自分の子供にマスクを着けさせたのでしょうか?不思議です。理由は?
低線量内部被爆の可能性を知ってたのではないですか?
医者というか、まあ、仕方んだけど、気持ちは分かるし、この方の人間としての限界なんでしょうね。
僕だって同じことをしたでしょうね。
ご挨拶
ようこそ、このブログにおいで下さいました。
ここは、私、雁屋哲が思った事、感じた事、考えた事をとりとめもなく書き連ねる場所です。
何を書いてもそれは私の自由ですが、それをこうしてわざわざ多くの人の目にさらすことになんの意味があるのか、実は自分でもよく分かりません。物書きの業というか、病気でしょうか。
物書きは、放って置いてもとにかく何か書きたがる。書かずには生きていられない。
そして、始末の悪いことに、自分の書いたものを人に見せたがる。
実に厄介な人間です。
でも、病気だから仕方がない。なるべく楽しい事を書きたいのですが、このご時世では、中々楽しい事ばかりを選んで書く事には行きません。
私は根が正直である上に、空気を読めない人間なので、このブログを読んで不愉快になる方が居られるかも知れません。
しかし、そこがインターネットの便利なところで、不愉快になった方は、すぐに他のサイトに移ることが出来るので、そうすることをお勧めします。そんな訳で、これから、色々書いていきます。
ご迷惑様ですが、よろしくお願いします。
◇ ユーリ・バンダジェフスキーが見たもの、本当の「不都合の真実」 - 数理論理教(科学教)の研究
放射性セシウムの甲状腺への集積について [科学検証] (「六号通り診療所所長のブログ」
)(一部転載します)
「セシウムはカリウムと、良く似た体内動態を取ると考えられています。
体内のカリウムは一部が血液中にあり、大部分は細胞内にあります。
細胞の中にカリウムが入る、逆に細胞内のカリウムが細胞外に出る、こうしたカリウムの移動は、それが細胞の膜の電位を変化させるために、細胞の働きにおいて重要な働きをしているのです。
筋肉の収縮のために、カリウムが必要となるので、その活動性の高い部位ほど、カリウムの含量は多くなります。これがカリウムの心臓の筋肉の含量の多い理由です。
副腎がステロイドホルモンを合成するには、細胞内へのカリウムの流入が必要です。
そのため、副腎のカリウムの含量は多くなります。
膵臓のインスリン産生細胞では、カリウムを細胞の外に運び出す、カリウムチャネルが閉鎖することにより、インスリンの分泌が促されます。
従って、膵臓の内分泌細胞も、カリウムの含量は多くなるのです。
つまり、筋肉以外に内分泌腺組織は、トータルにカリウムの細胞内の含量の多い組織なのです。これはその組織が、機能亢進状態にあると、血流の増加により増幅されます。
(転載終わり)」
カリウムとセシウムの置換(混同)が行われてしまって、それが内分泌組織全般に及んでしまうというのがポイントのようです。全身に障害が出るのはそのためです。
これが低線量内部被爆のメカニズムですね。
科学の世界でございますね。
◇ セシウムの内部被曝をどう防ぐか?:六号通り診療所所長のブログ:So-netブログ
◇ 低線量内部被ばく/「毎日少しずつ」の恐怖: 私設原子力情報室
かつて、セシウム137は、全身に平均的に蓄積されると言われていましたが、実はそうではなかったのです。
特に子供では、甲状腺、骨格筋、小腸、心筋に偏ります。甲状腺ガンを引き起こすのは、ヨウ素131だと言われてきましたが、セシウム137も関係している可能性が高いのです。
また、最近ベラルーシでは、ガン以外の病気として、心臓疾患が増えています。2005年の段階で1991年の2倍ほどになっています。この原因としても、セシウム137による内部被ばくが疑われています。
臓器によって異なる放射性物質の濃度。一部では、全身平均の2倍とか3倍になるはずです。その結果、心臓が痛めつけられた可能性が高いのです。
それでも、セシウム137は偏りが少ない方です。例えばストロンチウム90の場合は、ほとんどすべてが骨に集まってしまいますから、そこでの濃度は、全身換算の5倍になると推測できます(人間の全体重の内20%が骨)。
一日に1000ベクレルのセシウム137を摂取するのと、毎日毎日10ベクレルずつを長い間摂取し続けるのでは、どちらが怖いのでしょうか?
1000ベクレルと聞くと、一瞬、大きな数字に驚きますが、実は、後者の方がずっと怖いのです。下のグラフはICRPが発表している、摂取量・摂取状況の違いによる「セシウム137の体内残留量」です。
放射線による被害を少なめに計算する傾向があると言われるICRPですら、この結論に達しています。もちろん、尿や便での排泄量を計算した上の数字です。
毎日、たった10ベクレルを継続的に摂取しただけで、1年半ほど経つと、体内にあるセシウム137の量は1400ベクレルにもなってしまうのです。
その先は、摂取量と排泄量が釣り合った状態が続きますので、ずっと1400ベクレルからの内部被ばくを受けます。こういった、毎日少しずつ受ける内部被ばくを『低線量内部被ばく』と言います。
どうも、セシウムは基本、筋肉に蓄積しつつ、特定の器官に蓄積するようです。
ストロンチウムは骨、ヨウ素は甲状腺というふうな感じですね。
低線量内部被爆が実は怖いみたいですね。
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(2012.3.20)第76回日本循環器学会『東日本大震災後に心不全が有意に増加、ACS、脳卒中も』
『特に(東日本大震災後の)心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例がなく、東日本大震災の特徴の1つであることも浮かび上がった。』
『例えば心不全は、2011年の2月11日~3月10日では123件だったが、同年3月11日~4月7日には220件と有意に増加していた』
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jcs2012/201203/524102.html
(4.23)第98回日本消化器病学会『東日本大震災後に出血性潰瘍が有意に増加』
『2010年群で119人に対し、2011年群では257人と有意に増加していた』
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jcs2012/201203/524102.html
(2011.6.30)NHK『震災後 心不全の患者3倍超』
『東北大学病院で、東日本大震災後の1か月間に受け入れた心不全の患者が震災直前の3倍』
http://www.nhknews.jp/news/0629_0507_1_shinsai.html
(2012.3.22)ユーリ・バンダジェフスキー・元ゴメリ医科大学学長
『心筋細胞にセシウム137が取り込まれると、エネルギーの産生(合成)ができなくなり、突然死につながる。』『特に心血管系疾患で死亡した患者の心筋に多くのセシウム137が蓄積されていたことを突き止めた。』
『残念ながら日本人は情報が少なすぎる。(政府当局は)情報を隠している。今のような形で情報を隠し続けると、(対策の遅れによって)数十年後に日本の人口は激減してしまう。』
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/8780463ce90b6ad4cd1f8567f548dcfb/page/1/
(2011.5.18)NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」理事の河田昌東『セシウムはこのミトコンドリアの機能を破壊することがわかっている。その結果、子どもだけでなく大人にも心臓血管系の病気が増えているのです』
http://goo.gl/JPnyQ
【声明】漫画「美味しんぼ」の表現の自由を抑圧する福島県に抗議する
市民の、市民による、市民のための原発事故対策(その1)
http://1am.sakura.ne.jp/DEW/Jp/Fukushima/info1.htm
市民の、市民による、市民のための原発事故対策(その2)工事中http://1am.sakura.ne.jp/DEW/Jp/Fukushima/info2.htm
今日の放射線被爆防護の基準とは、核・原子力開発のためにヒバクを強制する側が、それを強制される側に、ヒバクがやむをえないもので、我慢して受忍すべきものと思わせるために、科学的装いを凝らして作った社会的基準であり、原子力開発の推進策を政治的・経済的に支える行政的手段なのである。
--内部被曝問題の重要性--
被曝で大切なことは、外部被曝だけではなく、むしろ内部被曝の問題だということ。
しかし、なぜか、マスコミも多くの専門家も内部被曝の問題を正面から取り上げるのを避けたがる。
(例えば、ブログ「肥田舜太郎『内部被曝の脅威』--martingale & Brownian motion」)
その上、国は、内部被曝防止にとって必要な情報である「放射性物質を含む降下物(ちり、雨水等)の測定値」について、基準値というものを定めていない。
以上の不可解な振る舞いには、それなりの訳がある。ともあれ、いまは以下を参照されたい。
http://1am.sakura.ne.jp/DEW/Jp/Fukushima/info1.htm
こういう対策もあるみたいですね。
増補 放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで―
- 作者: 中川保雄
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肥田舜太郎『内部被爆の脅威』 - martingale & Brownian motion