イルカ、捕鯨反対運動の謎、日米の共同幻想の違い?
◇ 【米国】ケネディ大使 「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」 : ネトウヨ速報|2chまとめブログ
◇ 日本人はそろそろ捕鯨が与える相当やばい国際的イメージに気づくべき
◇ 【鯨は食い物】 反捕鯨運動と宗教戦争とOSの相似性について 【イルカは食い物】 - Togetterまとめ
経済人類学的視点によると、この問題、日本と欧米の反対諸国の食文化などの『共同幻想』の違いではないか?という見解だったような気がします。
なんだけど、今回はケネディ大使の個人的信念かとも思いましたが、CNNとかのアメリカのメディアで反イルカ漁キャンペーン中だともいいます。
たぶん、反日キャンペーンして、米国国内の不満を解消してるだけでは?と思います。韓国、中国と同じ事情だと思います。
◇ イエスキリストがイルカ漁、捕鯨に反対という話は聞かないので、宗教説は否定します。イルカ、クジラが神の与えた食糧ではないという説もありますが。
資源説はミンククジラは捕鯨OKで資源量も国際協定内でOK、絶滅危惧種のクジラの数は、ミンククジラの数が増えすぎると、餌が同じなので逆にまずいという説もある。
食文化説は有力だけど、アメリカはクジラの油のみ目的で、クジラを大虐殺して絶滅に追い込んだという歴史があるので、欧米の方がひどい。
シーシェパードは寄付金目的で、欧米人の感情に訴えやすく、宣伝しやすい『イルカ漁、捕鯨反対』を唱えてる説が有力である。
◇ CNNなどの報道で、イルカの赤ちゃんを含む日本のイルカ漁の残酷映像や映画を利用することが多いので、日本でもよくある『心臓移植の赤ちゃんの寄付金集め』と同じ構造があると思います。
一方、デンマークのフェロー島では、鯨漁が公然と行なわれてるし、日本のイルカ漁の残酷映像や映画をクローズアップするのは、悪意(本人は正義だと思ってると思いますが)以外の何物でもないです。
フェロー島では捕鯨の正当な理由を広報しているというのもあって、こちらのノウハウも学ぶ必要があるかもしれないです。
人間の感情的に、かわいいイルカ、赤ちゃんとか出されると、もう反対する人は『人ではない!』と言われるのがオチなので、このパターンのキャンペーンされると、批判する側は必ず窮地に立たされます。
鉄板の法則です。人間の感情的にこれは仕方ない。僕も反対の立場ではないです。
◇ いろんな説があるけど、もう好き嫌いの感情の問題しか残らない感じがします。
今回は、たぶん、反日キャンペーンして、米国国内の不満を解消してるだけでは?と思います。韓国、中国と同じ事情だと思います。
国内の統一にためには、共通の敵を作って、もしくは、定期的に戦争をして、内部の結束を高めるのが、政治の常套手段です。
『正義も正当な根拠もなにもない、気分と感情だけの八つ当たり』というどうしようもない結論ではないことを祈りたいですが、それがかなり有力です。
ケネディ大使の個人的信念かもしれないけど、単なる気分と感情で戦争が起こることが多いので、注意したいですね。
イラク戦争とか何だったんだろう?と思ったりします。
アメリカの戦争経済とか、単なる気まぐれだったのかもしれないです。
経済損失は膨大なもので、イラク戦争の敗者は、イラクとアメリカだと言われています。
経済人類学には、『過剰蕩尽理論』というものがあるけど、戦争経済はそれを明確に証明してしまうかもしれません。
人は日常では経済的にせっせと富を蓄積し、それを非日常の世界で一気に蕩尽(消費する)してしまうために生きているとしたら、これが自然の法則だったりするんだろうなと思ったりします。
人の命さえもそれに含まれるとしたら、人は死ぬために生きている、ということになる。何かを破壊したり、死ぬことが脳の快感につながるのかもしれません。
快感を高めるために、普段はタブーにして、快感を高める仕組みがある可能性が濃厚です。
◇ 法則としては、理由がはっきりしない現象は『正当な根拠が何もなく、単なる好き嫌い』という可能性が高いです。
好き嫌いとか、生理的感覚に、神(=悪魔、無意識の衝動、DNAプログラミング)が忍び込む余地が出てくるのでは?と疑ったりもしています。
個人的にはクジラは子供の頃、給食で普通に出ていて、竜田揚げは美味しかった記憶があります。
イルカは食べたことないけど、まずいらしい。
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