SNS『Gocco/ごっこ』への投稿作が無断で電子書籍化され各社で販売されていた、らしい
◇ ケータイ小説SNS「Gocco/ごっこ」へ投稿した作品が無断で改題・電子書籍化されTSK編集部名義で販売中 - Togetterまとめ
◇ ケータイ小説投稿サイト『Gocco』の投稿作品30タイトル以上が作者に無断で電子書籍化される – ガジェット通信
最近、『アルファポリス - 電網浮遊都市 -』というネット小説を書籍化してるネット出版サイト(小説のランキングもしてる)からメールが来て、『あなたの登録してる小説がリンク切れです』と言われてしまったのです。
『どういうこと?』と思って、今日、小説の置き場にしていた、ケータイ小説SNS『Gocco/ごっこ』を見てみたら、サイトごと消滅してた。実は消滅ではないけど、どうもドメイン変更したらしい。
まあ、『小説家になろう』(使いやすい)というサイトに作品を移行して、リンク張り直したが、真相を調べていたら、上のリンクに辿り着いたという訳です。
まとめ
ケータイ小説&SNS『Gocco/ごっこ』Goccoブックスでケータイ小説を書いて書籍化を目指そう
Gocco株式会社のキャンペーンに関するプレスリリース/PR TIMES(魚拓)gocco.jpのドメイン情報(魚拓)平成24年12月更新
平成22年4月30日 運営会社変更のお知らせ平成24年4月03日 【重要】運営会社変更のお知らせ
22年6月 株式会社ビッグヒットへ24年4月 株式会社サイトストックへ24年6月 株式会社サイトクリエイトへ24年12月 Gocco株式会社がドメイン更新
大きく問題になったきっかけは、電子書籍情報を告知するアカウントのツイートに、自作小説を著作者が見つけたことからでした。
ケータイ小説SNS「Gocco/ごっこ」へ投稿した作品が無断で改題・電子書籍化されTSK編集部名義で販売中 - Togetterまとめより引用
◇ まだ、アマゾンで僕の小説がタイトル変えられて、電子書籍化されたないか調べてはいませんが(だいたい、書きかけで、ちゃんと完結させてる作品がほとんどないし)、僕も被害者のひとりとして、捜査に乗り出そうかと思いましたw
なんですが、すでに発売元の『TSK編集部』は楽天からもアマゾンからも消滅、削除されたようです。後の祭りです。
どうも、事業譲渡で運営会社が変わり、利用規約に作品の著作権はGoccoに帰属するようなものがあったようです。確かに、ほとんどの投稿サイトって、そういう規約があって、裁判したら、法律的に著作権者が負ける可能性もあります。
ただ、今回は作品タイトル、内容も変えたりしてて、著者に無断で電子書籍化してるので、それはさすがにまずいということで、販売中止、登録削除したようです。
◇ 新しいGoccoのリンク先を見てたら、会社名が二転三転されていて、関西の怪しい会社も出てきたり、サイトのお金がないのか?サーバーのメンテナンスがされてないのか、安定してないようです。
『Gocco』の現行の会員規約では、以下のように運営元のサイトクリエイトや同社が指定する第三者に対して「無償で期限なしに非独占的に利用する一切の権利」を許諾することおよび「著作者人格権を一切行使しない」ことを承諾する旨が定められています。
(中略)
しかし「TSK編集部」がこの規約で言うところの「当社の指定する者」であるとしても、問題の作品は有償(大半が1冊100円)で販売されており、また作者の名義を「TSK編集部」とする行為は会員規約の成否以前に氏名表示権(著作権法第19条)の侵害をまぬがれないとみられます。
『Gocco』運営元のサイトクリエイトからはまだ今回の電子書籍化および同社と「TSK編集部」との関係について公式のアナウンスは出ていませんが、これらの電子書籍化が作者に無断で行われている点と氏名表示権侵害の事実が動かない以上は大規模な盗作事件に発展するのは避けられない情勢であり、早期の対応が求められます。
ケータイ小説投稿サイト『Gocco』の投稿作品30タイトル以上が作者に無断で電子書籍化される – ガジェット通信より引用
『ガジェット通信』さんの見解はこんな感じらしく、僕の予想だと、このサイト潰れるだろうと思うので、『小説家になろう』に、小説については引越しした方がいいと思います。
作品移行した僕の感想としては、『小説家になろう』は、小説家書きにとって、非常に使いやすいサイトで、アニメ化された人気作品の『ソードアート・オンライン』などの作品もここから生まれています。
ライトノベル中心みたいですが、出版作品のラインナップもかなり多いみたいです。
ネットベースの出版社である『アルファポリス - 電網浮遊都市 -』の作品も、結構、売れてるみたいで、こちらの方もお勧めです。
『小説家になろう』の出版作品でも、『アルファポリス - 電網浮遊都市 -』から出ている本が142作品とダントツですね。
ちょっと、この事件今後の動向も見守りたいと思います。
◇ しかし、僕のようなブログの書き方では、ブログの書籍化は無理で、単なるまとめでしかないし、ブログという表現形式でしか、こういう記事は書けないです。
僕はこういうところが気に入っていて、ブログを書くのが好きだったりします。
それより、来年は、ちゃんと小説作品を完成させたいと思います。
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