新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

他力の成功法則、リーダーの易経

この前、友人と焼肉に行って、久々に近況を話してきた。メンバーは既婚者ふたり、独身ふたりの4人だった。

 

既婚者は三十代で不動産投資などしてて、アパート1棟とかもってて、奥さんも美人の美男美人夫婦で本業の収入もなかなかである。そして、2棟目を今度は新築で建てようかと言っていた。


独身のひとりは、やはり、三十代でコンサルタントをしていて、苦節5年目で、今年はなかなか売り上げが伸びて十歳年下の彼女もありで、もうすぐ結婚しそうな感じである。株式投資なども少しする。


独身のもうひとりは、四十代に入り現場監督の激務でライフワークバランスは悪化していて、その合間に、僕と映画に行ったり、ダイビングなどやったりしている。


以前は、このメンバーにIT系の会社の社長さんも加わって集まっていたが、社長さんは仕事が忙しくなり、なかなか参加できなくなっている。


僕は普通のサラリーマンだし、無難な道?を歩んでいるが、サラリーマンだけやっていたのでは収入は増えない時代だし、やっぱり、何かの事業をやらないといけないという結論になった。

三十代のふたりは事業家とも言えるし、でも、リスクも多いし、借金も多いし、大変だよとは言っていたが、サラリーマンの給与は、会社にとって経費であるし、やっぱり、社長になって事業をやらないとダメだなとは思っている。頑張っても、収入の延びしろがない。

四十代の友人は、今、会社が二代目社長に代わろうとしているが、二代目が頼りないと言っていた。会社の会議でも冷静な発言だけで、いまいちついて行こうというものがなかったらしい。社長には熱いものが欲しいらしい。


その頃には焼肉は終了していて、いつものドトールコーヒー(二十四時間営業の珈琲館、ドーナツ屋とかも多いが)とかに移動して話が続いていた。焼肉は京風の薄味焼肉で、何というか、上品で美味しくて、焼肉という感じがしなくて、デート向きのお店だなと思った。

店長さんに、お店の名前の由来を聞いて、そういう話になったのだが、また、奥さんを連れてここに来ようかなと思った。

それで、僕はタイでの結婚式の写真を見せたり、報告したりしてたのだけど、ここ数年のささやかな成功の秘密はなんだろう?という話になった。ダイエットだとか、結婚とかの話だが。

それは、たぶん、自分の力だけではどうにもならなくて、多くの人に協力を仰いだことが成功要因ではないかということになった。

自分に力がないと、他人に頼らなくてはいけなくなって、周りに頼み込んで、協力を仰ぎ、そして、とても感謝して人に接するようになる。当然、ささやかながらお返しとかもするし、自分自身も謙虚になっていく。そういうものがいいんじゃないかな?という話になった。

実は社長とか、そういうリーダーの正しい姿とは、そういうものではないかと思った。

リーダーは万能の能力をもつのではなく、周りの人の力を最大限に引き出す能力をもち、そういう人材を集める才能があればいいのではないか?と思った。それだけに足る何かをもっていなくてはいけないとは思うが、それは『志』なんだろうと思う。

僕の場合は、ここ十年ほどいい続けている小説家になる、物書きになるという夢を実現するのが、本来の姿なんだろうと思う。色々と自信がなくなり、『志』は消えそうになるし、周りからは狼少年的なことも言われるが、やっぱり、自分の本当にやりたいことをやらないといけないと思う。

それはいつまでも、持ち続けないといけない。

とはいえ、結婚して生活にもう追われるだろうし、大変だと思うが、苦しい中で、節約してお金を貯める、時間を作ってやりたいことをする時間を作るしかなく、それを少しずつでもいいので大きくしていくしかないだろうと思う。

このブログを書くのも、それを忘れない、自分に言い聞かせるためだが、今までもそうやって、不可能と思われたことも成果をだしてきたので、やっぱり、このやり方でいこうと思う。これが僕なりの成功法則だしね。

最後に、僕が芽も出なくて、一番苦しい時に出会った、易経の専門家、竹村亞希子さんの易経の本を紹介して終わる。この本の中だと、『リーダーの易経』が一番おすすめである。

僕が言った『陰のリーダーの在り方』の元ネタはこれだし、潜龍が志を抱いて、飛龍になっていき、亢龍(下り龍)になっていく話が非常に面白い。

何度も何度も読み返して、自分を勇気づけたものです。これがあったから、頑張り抜けたのかなと思います。

乾為天の龍:リーダーの易経本の解説もあるので、ちょっと読んでみてください。この解説も非常に素晴らしいです。

竹村さんは潜龍について次のように表現されています。

「潜龍とは飛龍の素質を持ちながら、今は実力を蓄えるために潜み隠れている者である。 世の中が移り変わっても志を変えず、世間に名を知られようともせず、世の中から隠遁したような環境にあっても、不安や心配を抱かない。 認められなくても、悶々とするようなことはない。泰平の世には進んで行い、乱世にあって志を行えない状況であれば、身を引く。確乎として初志を失わないものを潜龍という。」

 

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

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人生に生かす易経

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