新世紀の生き方、物語の世界

栗本慎一郎の経済人類学、白川静の漢字学、日本の古代史、日本人の起源論、小説や好きな本の話題など書いていきます。何ですが、ニュースとか、ネットの話題も多いです。

国際結婚の手続き~タイ編~

今日、タイ王国大阪総領事館に電話したところ、日本で入籍した戸籍謄本のタイ語翻訳認証が完了して、明日には、自宅に郵送されると言われた。

 

これをタイの奥さんに郵送すれば、タイ側でも入籍ができる。


今までのやりかただと、

(1)在タイ日本総領事館に、日本で入籍した戸籍謄本などの書類を送り、申請して、結婚証明書を発行してもらい(日本政府の書類認証、お墨付き、英文)→それをタイ語に翻訳→タイの外務省で翻訳認証(書類及び翻訳が正しいかどうかの認定、お墨付き)→これをタイの役所に提出すればタイ側で入籍完了となる。
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/amarri.htm

今回の場合は、タイ王国大阪総領事館で奥さんの姓を僕のものに変更する書類を作りに行ったら、イケメン領事館員の機転で、日本で書類認証できますよ、ということになった。

(2)日本側で入籍した戸籍謄本を大阪府庁内の外務省の大阪分室で認証(書類の正しさを認めるお墨付き、申請翌日書類発行、和文)→それをタイ語に翻訳(梅田のタイランゲージステーション大阪校 http://www.tls-osaka.com/タイ王国大阪総領事館で翻訳認証→これをタイの役所に提出すればタイ側で入籍完了となる。

(1)のやり方だと、集める書類が6枚ぐらいあるが、(2)だと、認証印つき戸籍謄本+奥さんの改姓書類の2枚(翻訳つき)だけでいい、日本人の翻訳が正確なので一発認証(タイだと直しが3~4回で、奥さんが役所と翻訳屋を行ったり来たりで3~4日かかる)、奥さんのタイでの負担が減る、というメリットがある。ただ、翻訳代はタイで800バーツ(2400円)ぐらいだが、日本では8600円ほどかかった。これは貨幣価値、物価が違うので仕方ない。

ということで、タイ人との国際結婚のやり方で悩んでるカップルがいたら、こういうやりかたもあるよという参考になれば幸いです。僕もネットで調べてずいぶん、助かりました。

これから、いよいよ、長期滞在ビザの申請もありますが、タイで入籍した役所の結婚証明書(家族状態登録簿)他、12種類の書類などを入国管理局に提出→在留資格認定証明書交付申請をします→その書類をタイに送って、晴れて、長期滞在ビザの申請となります。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-1.html

このめんどくさい申請は、日本側でできるので、奥さんの負担が少ないので、助かります。タイ人は南国らしい、いい加減大国の住人なので、こういう書類は日本人の方が向いてますね。

追記:このやり方いいと思ったのですが、タイ側の役所の人が慣れていなくて、トラブルになり、僕のパスポートのコピーを郵送して無事に手続完了しました。日本人の役所の人がいかに有能かわかるエピソードでした。

国際結婚ハンドブック【第5版】

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わかりやすいイラスト版国際結婚ガイドブック【第2版】

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